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第16章 確かめ合う心と身体

「んんっ！
‥‥んっ‥‥ちゅっっ‥‥」


「‥‥舞っ！
んっ‥‥んっ‥‥」


縺れ合うような激しいキス‥‥
溢れる息すらも奪われ、舌も唾液すらも混じり合い、キスだけで高揚する身体。


それでもまだ足りないと、遥は私の服を脱がしに掛かり、そして私ももっと遥の温もりを感じたくて、遥の服に手を掛けたの。



「んっ‥‥遥ぁ‥‥」


「もっと‥‥もっと‥‥僕の名前を呼んで舞、呼ばれる度に心が身体が舞に近付く感じがするよ‥‥」


「遥‥‥遥‥‥好き‥‥
どうしようも無いくらい好きなの‥‥」


「‥‥僕も同じ、舞が好きで好きで堪らない‥‥もう止まれないくらい、深く舞を愛している‥‥」


「‥‥遥っ！」


漸く服を脱がせて、私は遥の胸に飛び込む‥‥
ずっと触れられず、感じられなかった遥の温もり、離れた時間を埋めるように、私と遥はしっかりと強く抱き締め合う。



「‥‥‥遥の‥‥温もり‥‥」


「そうだね、舞の温もり‥‥
とても安心する、漸く僕の腕の中に取り戻したと‥‥」


「‥‥‥うん‥‥‥
凄く辛かった‥‥」


「僕も同じだよ‥‥」


またヤらしく舌を絡ませ夢中になるのと同時に、遥が私をベッドに押し倒す‥
激しくも優しい手付きで、私はバフッとベッドに身を預ける。