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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第5章 舞の告白



「・・・・・・・」


夕食の仕込みと言って店を出て、台所に立っては見たものの、包丁を持ったまま全く手が動かない。


頭では今日は煮物にしようと理解しているのに、まな板に大根を乗せたまま、他は思考停止モード。



「・・・・・・・」


理由なんて分かってる、さっきの話のせい‥
姪だから‥‥何も無い存在だから、遥叔父さんは私を雇った。


半分は分かっていても、半分は受け入れ切れない‥
遥叔父さんが好きな私の気持ちは?
ああ言われたら‥‥‥辛いよ・・



「・・・私・・・」


どうしたら良いの?


ずっと心に温めて来た、遥叔父さんに対する思いを捨てる事なんて出来ない‥
だけど、さっきの遥叔父さんの態度を見れば、本当に姪としか見ていないのがハッキリ分かってしまって、私はこうして動けないでいる。



「・・・私・・・私・・・」


ダメなの?
女性とすら見て貰えないの??
そんなの‥‥悲し過ぎるよ。


台所に立ったまま何も出来なくて‥
やらなくちゃと分かっているんだけど、急に他人から突き付けられた現実が辛く苦しいって心が悲鳴を上げてる。


絶対の安全圏という言葉‥


私には一番辛くて痛い言葉‥


思いを壊す言葉‥


宮村さんも、あんな事を言うなんて酷いよ、高嶋さんもそれに乗るなんて酷いよ。


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