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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第2章 プロローグ
長い指で珈琲を淹れる仕草‥
お祖父ちゃんと違って、凄い綺麗な顔をしていて、流れるような仕草で珈琲を淹れていく‥
それが好きで、私も遥叔父さんの淹れた珈琲が飲みたくて、随分愚図った記憶がある。
ずっと見ていた遥叔父さん‥
珈琲の淹れる仕草が好き‥
それが、遥叔父さんが好きに変わったのは、何時の頃だろう?
私は‥‥‥遥叔父さんが好き‥‥‥
だけどそれは言ってはいけない思い。
遥叔父さんが好きという気持ちを持ったまま、小学・中学・高校と卒業し、短大で2年間地元を離れたけど、やっぱり戻って来てしまって‥‥
私ももう20才、いい加減仕事を決めないといけないのだけど、この田舎じゃバイト以外なかなか決まらない‥
これじゃダメだと思っていた時に、急にその話が舞い込んで来た。
お祖父ちゃんが引退して北海道に住みたいと涼風を出て、涼風は遥叔父さん1人になってバイト募集中。
こんなチャンスって無い!
ずっと恋い焦がれていた遥叔父さんと一緒に仕事が出来る、少しでも近くで遥叔父さんの事を見ていられる!
お母さんに久しぶりに我が儘を言って、私は無理やり涼風のバイトを勝ち取った。
それも通いは遠いから、涼風‥‥遥叔父さんの家で住み込みバイト‥
私‥‥遥叔父さんの側にいられる、ずっと好きだった遥叔父さんの側に居られるんだ!!