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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第8章 お試しデート2
『いってらっしゃい』
振り向きもせずに言われた、遥叔父さんからの冷たい言葉‥
そして夕食も要らないと、焙煎の為に店の中に戻って行ってしまい‥‥私はそれ以上声を掛けられない。
「・・・・・・・」
遥叔父さんが止めたら行かないのに‥
一言でも"行くな"という言葉が欲しかった私、それなのに冷たく突き放されたんだ。
「・・そういえば、何を着て行けば良いの??」
外出用に持っている服は全て短大時代の物で、成人も過ぎた私では少し子供っぽく見える物ばかり‥
そんな中で少しでも大人に見えそうな服装は‥‥‥
「これ‥‥‥かな??」
膝下くらいの黒系のスカートに白のニット、中は黒のタイツにして無理やりだけど大人っぼさを強調。
「あ、そうか髪も‥‥」
仕事だと思い、普段はポニーテール風に上げているけれど、髪を下ろし濃すぎない程度に化粧をしたら、まあ‥‥成人以上には見えるかな??
「本当有り合わせ‥‥
これで唯一持ってるロングコートで‥‥何とか大人っぽい??」
童顔という訳では無いよ?
だけど服装で子供っぽくは見られがちだったから、一念発起して買ったロング丈のコート、殆ど使わず終いで眠ってたとも言うんだけどね。