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第4章 ヤキモチ

「まぁ・・・」
「ちょっかいを出す輩がいるだろうな」
「とは、思っていたけれど・・・」

柳　瞬だったけ？

「ちょっかいって・・・」
「ただ教室を教えてもらっただけで・・・」

「で？途中で名前を聞かれたり？」

今度は俺の尋問が始まった


「それは・・・」
「ちゃんと言いましたし・・・」

「背は高かった？」

「あんまり見てません」

「顔は？かっこよかった？」

「なんとも思わなかったです」

「キュンした？」

「いいえ。全く」


尋問と言うより
俺とこのはの一問一答


このは以上に・・・
大人気ないヤキモチを妬く俺

このはが何とも思ってない事が理解って・・・
このはの答えが俺を安心させてくれた