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あなたがすきでたまらない
第5章 信の恋愛事情
「帰りました~」

俺は昼休憩から帰った事を報告しデスクに向かう

「おっ!!二人で飯?」
「ってか時田、顔赤くね?」

「あっ・・・いや・・・」
「えっと、ラーメンを食べて・・・」
「熱くなっちゃって・・・」

ラーメン残したじゃねぇか・・・
振り向くと確かに顔が赤い時田が居て・・・


「・・・お前、熱でもあんじゃねぇの?」

時田のおでこに手をあてた

「え?あの・・・ちょっと・・・」

ますます時田の顔は赤くなって・・・

「熱はないみたいだけど・・・」
「あんま無理すんなよ」

俺まで恥ずかしくなって手を離した



「あ・・・うん・・・」
「・・・ありがと」

時田は俺がつけた前髪のクセを恥ずかしそうになおす

コイツもこうやってしおらしくしてれば・・・

はっ!!
いかんいかん
俺にはユキさんが居るではないか!!

一瞬・・・
ほんの一瞬だけど・・・
時田を可愛いなんて思ってしまった



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