この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第6章 信の恋

「・・・それに・・・好きな人の好きな人は・・・」
「私なんか足元にも及ばない位、美人で素敵で・・・」
「・・・お前だって・・・良い所、いっぱいあるじゃん」
時田の言葉を遮った
「え?」
パッと時田が顔を上げる
「え~と・・・」
「元気な所?」
「明るい所?」
「気が利く所?」
「見かけによらず優しい所?」
「器用そうに見えて、不器用な所?」
「友達思いな所?」
俺が指折り数える
「あと・・・一途な所・・・」
「・・・後藤君」
「三年も片思いしてるなら・・・一途だよ」
「告ってみろよ」
「振られたら俺が慰めてやるよ」
「・・・後藤君」
「今日は、自分でも気がつかずに一人で過ごす事になりそうだったし?」
「誕生日のお礼だよ」
「骨は拾ってやるからさ」
「・・・後藤君」
「・・・それに」
「それに・・・お前だって・・・」
「可愛いしな!!」
な、なんて事言っちまったんだ?
ユキさん以外の女を・・・
可愛いだなんて・・・
ほら・・・
あれだよ
時田が・・・あまりにも・・・恋する乙女だったから・・・
お、応援
そう!!
応援したくなっただけだよ
同じ片思い同士の仲間みたいなもんだよ!!
な?
そうだろ?
俺?
「私なんか足元にも及ばない位、美人で素敵で・・・」
「・・・お前だって・・・良い所、いっぱいあるじゃん」
時田の言葉を遮った
「え?」
パッと時田が顔を上げる
「え~と・・・」
「元気な所?」
「明るい所?」
「気が利く所?」
「見かけによらず優しい所?」
「器用そうに見えて、不器用な所?」
「友達思いな所?」
俺が指折り数える
「あと・・・一途な所・・・」
「・・・後藤君」
「三年も片思いしてるなら・・・一途だよ」
「告ってみろよ」
「振られたら俺が慰めてやるよ」
「・・・後藤君」
「今日は、自分でも気がつかずに一人で過ごす事になりそうだったし?」
「誕生日のお礼だよ」
「骨は拾ってやるからさ」
「・・・後藤君」
「・・・それに」
「それに・・・お前だって・・・」
「可愛いしな!!」
な、なんて事言っちまったんだ?
ユキさん以外の女を・・・
可愛いだなんて・・・
ほら・・・
あれだよ
時田が・・・あまりにも・・・恋する乙女だったから・・・
お、応援
そう!!
応援したくなっただけだよ
同じ片思い同士の仲間みたいなもんだよ!!
な?
そうだろ?
俺?

