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あなたがすきでたまらない
第7章 このはのモテキ
午前中の残りの授業も無事に終わって昼休み

「このは!!一緒に食べよ!!」

「うん!!」

元気に伊織ちゃんに挨拶をする

「このは。おにぎり?手作り?」

「そ、そうなんだ」

ラップを巻いたおにぎり
いつも、啓介さんに作ってたのより少し小さめの私サイズ

「えらいね。私なんてお母さんに作ってもらってるよ」

いいな・・・
なんて事は思わない様にする

母が居た時も似たようなものだったし・・・

それに、今の私には啓介さんが居てくれるから・・・


「おいしそうだね」

色とりどりのお弁当
私も今度から・・・おかず作ろうかな?
なんて・・・大したものは出来ないけど・・・

「お前も見習えよ」

高橋くんが私と伊織ちゃんの前に飲み物を置く

「うるさいなぁ・・・」

「谷川さん、これ昨日のお礼。何が好きかわかんなかったから・・・」
「お前はいつものな」

私にはお茶
伊織ちゃんにはレモンティー

「あ、ありがとうございます」

私は何にもしてないんだけど・・・
いいのかな?


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