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あなたがすきでたまらない
第7章 このはのモテキ
「・・・ってかさ、体育とかだるくね?」
「飯食った後だぜ?」

高橋くんの言葉に伊織ちゃんは

「あ~~!!そうだった!!あんた何ちゃっかりジャージに着替えてんのよ!!」
「このは!!急ごう!!更衣室行かなきゃ!!」

「う、うん!!」

伊織ちゃんの焦りに私もつられておにぎりを食べた


「・・・良かった。間に合ったね」

「・・・うん」

ハァハァと息を切らす私達
伊織ちゃんと私は何とかチャイムの前に体育館へ駆け込んだ
昨日、忘れ物がないか確認して良かった
体育館シューズは昨日忘れたばかり
ジャージまで忘れる訳にはいかないもんね

「・・・伊織ちゃん、人多くない?」

「体育は隣のクラスと合同だからね」

「そうなんだ」


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