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あなたがすきでたまらない
第7章 このはのモテキ
「は~い。静かに!!」

慣れた様子の男の先生が入って来て
先生の言葉に男子も女子も静かになった

「誰だ?勝手にバスケしてたやつは」

先生が犯人を捜すも皆は当然、知らないふり

「・・・ってか、今日はバスケでいいんじゃないですか?」
「休み明けだし・・・たまには息抜きって事で」

「・・・柳、お前は・・・」

先生の呆れた声


「「「いいと思いま~す!!」」」

女子がキャアキャアと騒ぎ始める

「男子のバスケが見たいで~す」
「さんせ~い」

チラリと伊織ちゃんを見ると、これでもかと思う位不機嫌だった


「・・・今日だけな」

女子に圧倒された先生はため息をついた


どうやら2クラス対抗のバスケの試合が始まるみたい
女子はそれぞれ壁際へ散ってゆく

「このは!!うちのクラスを応援しようね!!」

「う、うん」

だから・・・
誰がどのクラスかわからないんです

伊織ちゃんの迫力に負けて相槌を打つしか出来なかった


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