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あなたがすきでたまらない
第9章 啓介vs・・・

「で、家どこ?」
「え?」
「さっきの男がうろついてるかも知れないから近くまで送ってく」
「あ、ありがとう・・・ございます」
さっきの男が怖かったのか天高生は素直に頷いた
「あ・・・の・・・」
「何?」
「その・・・」
「はっきり言って」
「た、谷川さんとは・・・本当の所・・・どういう関係なんですか?」
少し離れて歩く俺達だったが夜道は静かで小さな彼女の声も聞こえた
「・・・いとこだよ」
「え?」
「聞こえなかった?いとこだって言ったんだ」
「ほ、本当に?」
「あのさ・・・それ、ただの興味本位?それとも・・・谷川さんに恋の相手がいないとシュンが張り切るから?」
「・・・それもありますけど・・・う、羨ましいなって・・・」
「どういう意味?」
「あんなに・・・可愛くて・・・イケメンの知り合いが居て・・・か、彼氏だったらって・・・」
天高生は俯いた
「いとこが心配して迎えに行っただけなのに、すぐに彼氏って思う辺り・・・若いよな」
ガキって言葉は言わずにおいた
「う、羨ましいって言っただけなのに・・・そんな言い方・・・」
「言っただけじゃなく、俺が彼氏だと思って嫌がらせしたのは誰?」
「・・・」
「可愛くて羨ましければ何でもしていいんだ?」
俺は彼女に訊ねた
「え?」
「さっきの男がうろついてるかも知れないから近くまで送ってく」
「あ、ありがとう・・・ございます」
さっきの男が怖かったのか天高生は素直に頷いた
「あ・・・の・・・」
「何?」
「その・・・」
「はっきり言って」
「た、谷川さんとは・・・本当の所・・・どういう関係なんですか?」
少し離れて歩く俺達だったが夜道は静かで小さな彼女の声も聞こえた
「・・・いとこだよ」
「え?」
「聞こえなかった?いとこだって言ったんだ」
「ほ、本当に?」
「あのさ・・・それ、ただの興味本位?それとも・・・谷川さんに恋の相手がいないとシュンが張り切るから?」
「・・・それもありますけど・・・う、羨ましいなって・・・」
「どういう意味?」
「あんなに・・・可愛くて・・・イケメンの知り合いが居て・・・か、彼氏だったらって・・・」
天高生は俯いた
「いとこが心配して迎えに行っただけなのに、すぐに彼氏って思う辺り・・・若いよな」
ガキって言葉は言わずにおいた
「う、羨ましいって言っただけなのに・・・そんな言い方・・・」
「言っただけじゃなく、俺が彼氏だと思って嫌がらせしたのは誰?」
「・・・」
「可愛くて羨ましければ何でもしていいんだ?」
俺は彼女に訊ねた

