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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える

「心配したんだよ~?」
「ご、ご迷惑をおかけしました」
少し久しぶりに感じる教室の中での朝の挨拶
伊織ちゃんの心配が気になり過ぎてなかなか目を見れない
だって・・・
伊織ちゃんに心配される事はなくて・・・
ただの仮病だったから・・・
私が休んでる間もメールをくれた伊織ちゃん
実際は啓介さんとイチャイチャしていただけだったんだけど・・・
罪悪感が拭えない
「まぁ!!良かった!!このはの元気な顔が見れて!!」
「ありがとうございます!!」
私も良かった
伊織ちゃんの元気な顔が見れて
嬉しいです!!
「・・・で?先輩の誕生日のお祝いは上手く行ったの?」
耳元で内緒話の様に伊織ちゃんが囁いた
「は、はい!!あ、ありがとうございました!!」
ほんの少しは本当に私の体が風邪を引いたりと思ってくれてたのかもしれない
だけど・・・
伊織ちゃんには嘘が通じない様な気がするのは・・・
私の気のせいではないだろうな
「で??詳しく訊かせて!!」
「・・・えっと・・・」
詳しくなんて言える筈なんてない
啓介さんとの・・・
密事なんて・・・
もう、私の態度で仮病がバレてる・・・
どうしようか・・・
キーンコーンカーンコーン
始業のベルが鳴り取り敢えずは伊織ちゃんの尋問から逃れられた事に感謝した
(詳しく)
と訊かれても・・・
正直に応えられる事は出来ないんだから・・・
啓介さんとの二人だけの時間は誰にも言えないし、言いたくなかった
「で?で?誕生日はどうなったの?」
お昼休みも躊躇なく伊織ちゃんが瞳を輝かせて質問してくる
「ご、ごめんなさい!!」
「このは?」
「つまり・・・その・・・ずる休み・・・しました・・・」
あまりにもしつこい伊織ちゃんの言葉に白状するしかなかった
「それはわかってるんだってば!!」
「え?」
「ずる休みしてどうしたのかが知りたいんだよ!!」
ば、バレてたんですか・・・
「・・・えっと・・・ユニバ・・・」
「行ったの??」
私の言葉を遮って伊織ちゃんが興奮してる
「ご、ご存じですか?」
「当たり前だよ~!!いいなぁ!!平日だから人少なかったでしょ?デートし放題だよね!!」
「ご、ご迷惑をおかけしました」
少し久しぶりに感じる教室の中での朝の挨拶
伊織ちゃんの心配が気になり過ぎてなかなか目を見れない
だって・・・
伊織ちゃんに心配される事はなくて・・・
ただの仮病だったから・・・
私が休んでる間もメールをくれた伊織ちゃん
実際は啓介さんとイチャイチャしていただけだったんだけど・・・
罪悪感が拭えない
「まぁ!!良かった!!このはの元気な顔が見れて!!」
「ありがとうございます!!」
私も良かった
伊織ちゃんの元気な顔が見れて
嬉しいです!!
「・・・で?先輩の誕生日のお祝いは上手く行ったの?」
耳元で内緒話の様に伊織ちゃんが囁いた
「は、はい!!あ、ありがとうございました!!」
ほんの少しは本当に私の体が風邪を引いたりと思ってくれてたのかもしれない
だけど・・・
伊織ちゃんには嘘が通じない様な気がするのは・・・
私の気のせいではないだろうな
「で??詳しく訊かせて!!」
「・・・えっと・・・」
詳しくなんて言える筈なんてない
啓介さんとの・・・
密事なんて・・・
もう、私の態度で仮病がバレてる・・・
どうしようか・・・
キーンコーンカーンコーン
始業のベルが鳴り取り敢えずは伊織ちゃんの尋問から逃れられた事に感謝した
(詳しく)
と訊かれても・・・
正直に応えられる事は出来ないんだから・・・
啓介さんとの二人だけの時間は誰にも言えないし、言いたくなかった
「で?で?誕生日はどうなったの?」
お昼休みも躊躇なく伊織ちゃんが瞳を輝かせて質問してくる
「ご、ごめんなさい!!」
「このは?」
「つまり・・・その・・・ずる休み・・・しました・・・」
あまりにもしつこい伊織ちゃんの言葉に白状するしかなかった
「それはわかってるんだってば!!」
「え?」
「ずる休みしてどうしたのかが知りたいんだよ!!」
ば、バレてたんですか・・・
「・・・えっと・・・ユニバ・・・」
「行ったの??」
私の言葉を遮って伊織ちゃんが興奮してる
「ご、ご存じですか?」
「当たり前だよ~!!いいなぁ!!平日だから人少なかったでしょ?デートし放題だよね!!」

