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あなたがすきでたまらない
第3章 啓介さん
「さて・・・」
「お腹はいっぱいになった?」

そろそろお開きの時間だろう

「「はい」」

やっぱり二人が仲良く返事をする


「あの・・・」
「本当にご馳走になってもいいんですか?」
「えっと・・・」
「啓介さん?」

さっきまでの勢いなくして紺野さんが聞いてきた


「もちろん」
「俺が誘ったんだし・・・」
「あと・・・」
「先輩って呼んでくれた方が嬉しいかな?」
「紺野さん」

苗字を名乗ろうかとも思ったが・・・
同じ(谷川)じゃ、変に思うだろうし・・・
このはとは友達になったばかりだし・・・
警戒心は緩めない


「え?」
「先輩って?」

紺野さんはきょとんと聞き返す


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