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終わりの向こう側
第4章 妻の幸せ
第一、押尾が今後の人生を
友里1人だけって言うのは
考えられません。
もしかしたら友里は
そうなるだろうと言う事を
分かった上で私たちの会社の為に
自分を犠牲にしたのかも
知れません。
とにかく、今は友里の
所在を確かめたいです。
友里の元気な姿が見たい私です。
ぷるるるる~ん、ぷるるるる~ん、
かなりコールしましたが
押尾はなかなか電話に出ません。
いら立って何度もかけ直しました。
ようやく出た押尾は
「どうした?
お前が電話をかけて来るなんて
珍しいじゃないか。
何の用だ!」
友里1人だけって言うのは
考えられません。
もしかしたら友里は
そうなるだろうと言う事を
分かった上で私たちの会社の為に
自分を犠牲にしたのかも
知れません。
とにかく、今は友里の
所在を確かめたいです。
友里の元気な姿が見たい私です。
ぷるるるる~ん、ぷるるるる~ん、
かなりコールしましたが
押尾はなかなか電話に出ません。
いら立って何度もかけ直しました。
ようやく出た押尾は
「どうした?
お前が電話をかけて来るなんて
珍しいじゃないか。
何の用だ!」