パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 妻の幸せ

そして最新のＣＤは
ビデオレターでした。

これはＡＶではなく
ホームビデオと言う感じでした。

いきなり友里の顔のアップです。

カメラ目線でこちらを見つめています。

そして、友里の一人語りが始まりました。

「今更ですが修さん、私が愛したのは
あなた一人だけです。
押尾さんに対しては
私たちの会社を救ってくれた恩人
と言う感情です。
赤ちゃんは押尾さんの子供に
間違いないのですが･･･。」

この後、言葉が詰まって
とめどなく涙を流していました。

しばらくの沈黙の後、
「やはり修さんは私を許す事は
出来なかったようですね。
ま～、当然の事だと思います。
あなたはお仕事を頑張って
会社を守って社員たちやその家族を
幸せにしてあげて下さい」

涙がこみ上げて来て一筋流れました。

「今後、私は１人で生きて行きます。
１人で子供を育てます。
では、修さん、お元気で、さようなら」