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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
我家に来た早百合と彰は
当然ですが硬い表情でした。
それをお母さんが気遣ってか
明るい表情で迎えました。
早百合とお母さんが
一緒に夕食の用意をします。
彰は子供たちの面倒をみていますが
私とは会話もありませんし
目も合わせません。
よほど父親から言い含まれて
いたのでしょう。
子供たちには
「お母さんは人助けのために
土曜と日曜はその人の家で
過ごすんだよ。その代わり
早百合おばさんと彰お兄ちゃんが
来てくれているんだよ」
といって納得させました。
当然ですが硬い表情でした。
それをお母さんが気遣ってか
明るい表情で迎えました。
早百合とお母さんが
一緒に夕食の用意をします。
彰は子供たちの面倒をみていますが
私とは会話もありませんし
目も合わせません。
よほど父親から言い含まれて
いたのでしょう。
子供たちには
「お母さんは人助けのために
土曜と日曜はその人の家で
過ごすんだよ。その代わり
早百合おばさんと彰お兄ちゃんが
来てくれているんだよ」
といって納得させました。