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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
次の日も次の日も横に
妻の裕子が寝ています。
ふと目を覚まして妻の寝顔を見ると
安らいだ表情です。
責めてばかりでは
良いことは起こらないと思いました。
と言っても妻が犯した罪は許せません。
何かで上書きをして
新しい気持ちになりたいと
思うようになりました。
まだ完全ではありませんが夫婦仲が
回復しつつあるような雰囲気が
お母さんや子供たちにも伝わったのか
家族みんなが明るい表情になりました。
木曜日の夜、妻に明日はどうすると聞くと
「行かなくて良いのなら行きたくありません」
そういうことではなく
プレゼントされた下着の事だというと
少し暗い顔をして
「はい。では身に着けて参ります」
この交流を終わらせることは考えていません。
まだまだ小百合の体を堪能したいですから。
妻の裕子が寝ています。
ふと目を覚まして妻の寝顔を見ると
安らいだ表情です。
責めてばかりでは
良いことは起こらないと思いました。
と言っても妻が犯した罪は許せません。
何かで上書きをして
新しい気持ちになりたいと
思うようになりました。
まだ完全ではありませんが夫婦仲が
回復しつつあるような雰囲気が
お母さんや子供たちにも伝わったのか
家族みんなが明るい表情になりました。
木曜日の夜、妻に明日はどうすると聞くと
「行かなくて良いのなら行きたくありません」
そういうことではなく
プレゼントされた下着の事だというと
少し暗い顔をして
「はい。では身に着けて参ります」
この交流を終わらせることは考えていません。
まだまだ小百合の体を堪能したいですから。