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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第3章 クリスマスイブの幸せ-仕事と寂しさと喜びと
「・・いいよ・・
私も‥‥紀永が欲しいと思うもの‥‥」
「・・・
止まれないよ美紀?」
本当に何処まで意識があるのやら‥
そんな美紀は、積極的に私に唇を重ねて来る‥‥これは本当に私が止まりそうにない。
「美紀‥‥ん‥‥」
片腕で華奢な美紀の腰をしっかり捕まえ支え、空いている手で美紀の頬に触れ、甘いキスを繰り返す。
「んっ‥‥紀永‥‥好き‥‥」
「私も好きだよ美紀‥‥」
甘く甘く‥‥触れ合うだけのキス、愛情の籠もったキス。
だが次第に物足りなくなり、欲情のキスへと変化していくのは何時もの事。
美紀も私も、互いが互いを欲して仕方が無い、心も身体も全てが欲しい、全てが1つに繋がりたい、こう思うのは自然な成り行き。
・・親子より恋人・・
私達が選んだ選択‥
親愛より愛情を選んだ私達、それ故に欲情のままに奪い抱く‥
それが私達の関係、世の中で一番許されない関係。
「‥‥美紀‥‥んんっ‥‥」
「んっ!‥‥んんっ‥‥」
少し開いた美紀の唇に舌を差し込み、美紀の舌を見付け出し絡め‥
美紀の方もそれに応え、私の舌に自分の舌を乗せる。
ペチャと音を立てるほどに絡まり合う舌‥
美紀の舌が、足りないと言わんばかりに私の口内にまで入って来て、小さな舌が口内で動き回る妖艶に欲するように。