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わざとの嫉妬、それからの・・・
第7章 同僚達と
が、同じく何もなかったように会話をしている土井の様子を見ると、そのままでいた方がよかったかなと思う。

先程受けた飯島亜紀子からの注意も蘇り、男は自分の脚をソーッと元いた場所に戻してみた。

でも残念なことにもうソコに土井の脚はなかったのだが、ものの3分もしないうちに隣の女の脚は戻ってきて再び二人の脚が触れ合った。

やはりドキッとしたが、もう男は引かなかった。

土井の脚も男を避けたりしないで、ズッとそのままでいた。

触れ合わせたままでいるの土井の下肢は、細くて柔らかいのが手に取るように分かる。

テーブルから上の見えるところでは健全な明るさで話しているのに、その見えない下では目の前の人間に気づかれずに体を触れ合わせているのは何とも淫靡だった。
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