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わざとの嫉妬、それからの・・・
第8章 二人で自慰をして
「いいのに」

女は小さく首を振る。

そして拭き終わったティッシュを手に持ったまま次のティッシュを抜き取ると、今度は自分の胸についている精液を拭い去った。

華奢な女の手のひらの中でそれぞれの体液を拭き取ったティッシュが山となり、キョロキョロと捨てるゴミ箱を探すのを今度は男が自らの手を出して受ける番だった。

そして手近なテーブルの上にそれを置いた。

「きたない・・・」

「いいよ、後から捨てておくから」

愛想笑いを浮かべて見せる前にスッと熟女に抱きつかれた。
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