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わざとの嫉妬、それからの・・・
第3章 前段階 第二弾 彼女とのセックス
こうされてはさすがにそれから無碍に乱暴なことはできない。

動きを弱めて入れ込んだ指先をムニュムニュと浅い入り口辺りで動かし続けると、拒みをやめて女も「ん~~~」と低く唸ることをした。

眉を寄せ、それでも感じているのを我慢している顔、指先に感じるそんな女の濡れた股うちの温もり。

男は手マンをしながらその様を見て、別の愛しい熟女もいまあの男にこんなことをされて感じさせられているのだろうかと思い、自分で自分をイヤな気持ちにさせてそれを(いかん)と振り払った。

(今はこの女と楽しもう)

そしてなぜだか不意に涌く淑江への罪悪感。

木戸は指マンを止めると静かに淑江のことを仰向けにさせた。
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