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わざとの嫉妬、それからの・・・
第5章 本番 熟女との情交の始まり
ハイボールを飲んでいる間に勃起を収束させた木戸は、飯島亜紀子と連れ立って店を出て歩いていた。

寄り添い歩く二人は、傍目には仲の良い夫婦か恋人に見えるが、その中身は性に飢えた獣と化している。

どちらかの家にタクシーで向かう時間さえ惜しくてセックスできる場所を求めて足を進めていた。

「本当にそのまま帰る気だったの?」

「そうじゃないけど・・・」

尻切れトンボな返答をした木戸は、亜紀子があの彼氏の所から連絡をくれないんじゃないかと不安で怖かったという本心を言わずに飲み込んだ。

「ねぇ、あの子とはどこのホテルでしたの?」

「ん?向こうの方。今とは逆だね。そっちに行く?」
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