この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を孕ませたい
第11章 新しい生活
「実咲、嬉しい。はあ、ほんと大好き」

翼さんはそう言うと私の体を抱き上げ、優しくベッドへ下ろされた。



「実咲・・」

熱を帯びたような少し掠れた声で私の名を呼び、始まる、と直感した私は、自分の中にあった、ある欲望を伝えてみることにした。



「翼さん、あのね・・・」

「あのっ・・・」



恥ずかしさが勝り上手く言葉が出てこない。
そんな私を、どうしたの?と急かすことなく待ってくれる。



「・・・あのっ、翼さんの・・に触れたい・・です」

言ってしまった
引かれてしまったらどうしよう
やっぱり言わなければ良かった



口にした瞬間、顔が熱くなり、
翼さんの反応を見るのが怖くて俯ききゅっと目を瞑る私に、
翼さんは私のそんな不安な気持ちを吹き飛ばすかのように、嬉しい、いいの?と弾ませた声で応えてくれた。



「この前してもらったけど、実咲には刺激が強かったかなって心配だったんだ」



「そんなことないです。私すごいドキドキして・・何回も思い出しちゃって・・またしたいなって・・」

恥ずかしくて視線を合わせることは出来ないけれど、
翼さんの声色で引かれていないこと、
それどころか少し嬉しそうな感じを受けること、
それに心底ほっとした。


/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ