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君を孕ませたい
第11章 新しい生活
「実咲、嬉しい。はあ、ほんと大好き」
翼さんはそう言うと私の体を抱き上げ、優しくベッドへ下ろされた。
「実咲・・」
熱を帯びたような少し掠れた声で私の名を呼び、始まる、と直感した私は、自分の中にあった、ある欲望を伝えてみることにした。
「翼さん、あのね・・・」
「あのっ・・・」
恥ずかしさが勝り上手く言葉が出てこない。
そんな私を、どうしたの?と急かすことなく待ってくれる。
「・・・あのっ、翼さんの・・に触れたい・・です」
言ってしまった
引かれてしまったらどうしよう
やっぱり言わなければ良かった
口にした瞬間、顔が熱くなり、
翼さんの反応を見るのが怖くて俯ききゅっと目を瞑る私に、
翼さんは私のそんな不安な気持ちを吹き飛ばすかのように、嬉しい、いいの?と弾ませた声で応えてくれた。
「この前してもらったけど、実咲には刺激が強かったかなって心配だったんだ」
「そんなことないです。私すごいドキドキして・・何回も思い出しちゃって・・またしたいなって・・」
恥ずかしくて視線を合わせることは出来ないけれど、
翼さんの声色で引かれていないこと、
それどころか少し嬉しそうな感じを受けること、
それに心底ほっとした。
翼さんはそう言うと私の体を抱き上げ、優しくベッドへ下ろされた。
「実咲・・」
熱を帯びたような少し掠れた声で私の名を呼び、始まる、と直感した私は、自分の中にあった、ある欲望を伝えてみることにした。
「翼さん、あのね・・・」
「あのっ・・・」
恥ずかしさが勝り上手く言葉が出てこない。
そんな私を、どうしたの?と急かすことなく待ってくれる。
「・・・あのっ、翼さんの・・に触れたい・・です」
言ってしまった
引かれてしまったらどうしよう
やっぱり言わなければ良かった
口にした瞬間、顔が熱くなり、
翼さんの反応を見るのが怖くて俯ききゅっと目を瞑る私に、
翼さんは私のそんな不安な気持ちを吹き飛ばすかのように、嬉しい、いいの?と弾ませた声で応えてくれた。
「この前してもらったけど、実咲には刺激が強かったかなって心配だったんだ」
「そんなことないです。私すごいドキドキして・・何回も思い出しちゃって・・またしたいなって・・」
恥ずかしくて視線を合わせることは出来ないけれど、
翼さんの声色で引かれていないこと、
それどころか少し嬉しそうな感じを受けること、
それに心底ほっとした。