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君を孕ませたい
第11章 新しい生活
(良かった・・引かれてなかった)
私は心底安堵して、首筋へと舌を這わせる翼さんの背中に手を回し、初めて口付けをせがんだ。
「翼さん、キス・・してください」
翼さんは嬉しそうに笑みを浮かべ、
私に体重を預けるように全身ぴたりと重なり合い、
翼さんの薄い唇が私の唇にそっとぶつかる。
私はドキドキしながら翼さんの唇に舌を割り入れ、ぎこちなさの残るその動きで翼さんの舌に絡ませる。
(私からしたの・・初めて)
何かを求めたり、せがんだり
今みたいにこうやって舌を自分から絡ませるなんてこと、
さっきまでの私だったらすごく勇気の必要なことだった
でも・・・
翼さんはさっき嬉しいって言ってくれた
あんなに恥ずかしい事をしてしまったのに
大好き、って
愛してる、って言ってくれた
だから私もこうやって少しずつ思いを行動に移していきたいって思えたんだ
私は心底安堵して、首筋へと舌を這わせる翼さんの背中に手を回し、初めて口付けをせがんだ。
「翼さん、キス・・してください」
翼さんは嬉しそうに笑みを浮かべ、
私に体重を預けるように全身ぴたりと重なり合い、
翼さんの薄い唇が私の唇にそっとぶつかる。
私はドキドキしながら翼さんの唇に舌を割り入れ、ぎこちなさの残るその動きで翼さんの舌に絡ませる。
(私からしたの・・初めて)
何かを求めたり、せがんだり
今みたいにこうやって舌を自分から絡ませるなんてこと、
さっきまでの私だったらすごく勇気の必要なことだった
でも・・・
翼さんはさっき嬉しいって言ってくれた
あんなに恥ずかしい事をしてしまったのに
大好き、って
愛してる、って言ってくれた
だから私もこうやって少しずつ思いを行動に移していきたいって思えたんだ