この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を孕ませたい
第1章 被っていた仮面
「お願いですっ。私にも何かお手伝いさせて下さい」



数日間の出張から戻り、報告を兼ねて祖父の家に立ち寄ると玄関ホールで祖父と少女が何やら話しているのが聞こえてきた。



「実咲ちゃんは勉強と部活を精一杯頑張りなさい」



「でもっ・・・」




コツコツと足音を立て近寄ると2人がこちらに気付き声を掛けてきた。



「ああ、翼。今日戻るんだったのか。お帰り」



白髪混じりの髪を携えたこの老人は俺の祖父だ。曽祖父が興した会社を引継ぎ、祖父の代で従業員300人程の企業にまで伸し上げた。



数年前に海外進出も果たし、現在海外の支社長を務める父は母と共に欧州に拠点を移し、この邸宅には祖父が1人で住み昼間に通いの家政婦が来るだけだ。



「ただいま。じいちゃんが言っていた引き取る子ってその子?」

目の前にいる小柄な少女をちらりと視界に入れる。



「ああ、実咲ちゃんだ。お前も何度も会っているよな?」



「なんとなくは覚えているけど・・確か最後に会ったのは10年位前だよね?」

昔の記憶を辿りながら少女に視線をやる。



「こ、こんにちは。これからお世話になります」

自分の視線に気付いた少女は照れくさそうにぺこりと頭を下げた。



「久しぶり・・って言っても君は覚えてないよね。確かまだ幼稚園位だったし」

10年前の姿をぼんやりと思い浮かべながらじっと見つめる。


身長は150cm前後、体重は40キロ未満といったところか・・
くりくりとした大きな瞳に柔らかそうな頬
ふっくらとした唇
肩まである艶やかな黒髪に白い肌


幼い頃も可愛らしい顔をしていたが、更に美少女へと成長を遂げている。



「あ・・なんとなく覚えてます。あの、自転車教えてくれた翼お兄ちゃんですよね?」



「そんな事もあったね、懐かしい」

10数年前を思い出し思わず笑いが零れる。









/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ