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第2章 運命の選択

「あっ店長。おはようございます」

「おはよう。りんちゃん。」

「どう？昨日の話し考えてくれた？」

「はい…」

「で？やってくれるかな？」

「はい…私で良ければ(笑)」

「本当？ありがとう。助かるよぉ。」

「ただ…店長になるには研修に行ってもらいたいんだけど…大丈夫かな？」

「研修ですか？」

「うん。やっぱり店長やってもらうからには、店のすべてを把握してもらわないといけなくて…」

「1週間の研修に行ってもらいたいんだけど…大丈夫かな？どう？」

「1週間もですか？う〜ん……はい…わかりました。いいですよ。」

「本当？ありがとう。りんちゃん。そうと決まれば…今日は帰っていいから、ゆっくり休んで明日に備えて。」

「えっ？いいんですか？」

「もちろん(笑)今日出て来てくれたし、今日の分の給料は出すから安心して。」

「えっ？そんなの悪いからいいですよぉ…」

「大丈夫だよ。りんちゃんが店長やってくれたら僕も助かるんだから、お互い様だよ。」

「そうですかぁ…では、お言葉に甘えて(笑)ありがとうございます。」

「じゃあ明日の朝9時に店に来てくれる？研修場まで連れ行くから。」

「はい。わかりました。」

「じゃあ明日ね。お疲れ様。」

「お疲れ様でした。」

この時研修に行く事を決めたのが間違いでした…
この時断っていたら…
あんな目に合わないで済んだのに…