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幸せになれる恋
第11章 カップル
帰りの車で二人は手を繋いでいた。
来る時とは違う。
指を絡めたいわゆる恋人繋ぎとかいう
繋ぎ方で。
「桜。お前そういえば携帯。
充電してねぇだろ。
さっきかけたらかかんなかった」
「そうなんです。充電してないから
画面真っ暗です!」
そう言って俺に携帯の画面を
突きつけてきた。
その携帯は〇phoneだったから
家にある充電器で充電させよう。
「桜。昼食ってねぇから腹減った。」
「ホントですね。もう3時近いから
ランチほどがっつり食べたいですか?
それとも軽くでいいですか?」
「どっちでもいい。どうせ帰って飯の準備して
なるべく作り置きして冷凍出来るもの作るし
肉食いに行こうぜ。」
「ハンバーグとか?
何か食べたいものありますか?」
「お前」
「...////じ、じょっ、冗談
言わない、でくださいよ」
「冗談じゃねぇよ。食っていい?
今すぐ食いたい。」
「だっ、ダメにきまってます。
帰ってからにして下さい!!」
「帰ったら食っていいの?
あっそ。なら帰るまで我慢する」
「そういう意味じゃなくて...」
「は?ちげぇの?食わしてくれんだろ?」
「っ...//」
「まぁ、いいよ!
帰ってから楽しみだな。」