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幸せになれる恋
第11章 カップル
あっという間に私のマンションに着いた。
桜は部屋に入り、大きめのバッグに
服と下着とパジャマなどを詰めて
聖が待つ車に戻った。
「忘れ物ないか?」
「多分大丈夫です」
「まー、あっても近いから
取りに来れるか。」
「大丈夫だと思います!」
そういうと聖のマンションに向かう。
聖はすっと車をバックで駐車して
荷物を運ぶ準備する!
桜も荷物を持つの手伝う。
「あんまり持つな。
お前ヒールだし転けると危ないから。
軽いのだけ持って。抱き枕とか。」
「でも、たくさんあるから...」
「だから1回で持って帰ろうとか
思ってねぇよ。
俺両手塞がってるから
鍵あけてくれると助かる!」
「分かりました!」
二人は結局荷物が多すぎて
3往復もした。
3回目は二人で苦笑い...
買いすぎだなと...
「買いすぎましたね。
しかも全部聖さんがお金払ってるから
後で渡しますね。」
「いらねぇよ!持っとけって。
タクシー代として。
何回目だよこの会話。ははっ」
「優しすぎる。聖さんは甘い。
私どんどんダメになりそう...」
「甘えていいから。
な?さくら...」
エレベーターの中で桜の唇に
優しいくちづけをした。