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幸せになれる恋
第15章 水族館デート
窓から入る光で目を覚ました。
隣を見ると横で抱きついて
寝ていた桜がいない
リビングに行くとソファーの前に座って
化粧をしていた。
「おはようございます!」
スッキリした顔で、微笑み挨拶してきた
聖はおはよと軽く挨拶し
桜とソファーの間に座った。
「起きたら桜が居なかった…」
「ふふふっ
早く目が覚めたんです。
桜さんのお陰でゆっくり寝れて
いい気分で起きれました。」
「俺はいい気分じゃなかった…
起きてもベッドで、隣にいて。」
「どうしたんですか?
随分甘えてくれるんですね。」
「言っただろ。
お前のせいなんだよ。
こんな人間じゃないのに
甘えたくなる...ありえねぇのに…」
「そんな聖さんもいいですね!」
「桜が先に起きても隣に居て。
俺が起きるまで横に居て。」
「先な起きて化粧してた方が
効率いいでしょ?」
「そんなの俺が飯作ってる時に
すればいいから...」
甘えながら桜にベッタリで
後ろから抱きつき首に舌を這わす。
「あっ。もう!!!
擽ったいから…
水族館行くんですよね?
だから早く準備しましょ?」
「マジでありえねぇな。
いつまでお預けなわけ?」
「今はないでしょ!」
「食いたい。」
「朝ごはんたべましょっ!チュッ」
桜は聖を宥めるために頬にキスをした。