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幸せになれる恋
第19章 お姉ちゃんと聖さん

「聖さんはいつですか?」
「5月15日」
「もうすぐですね。お祝いしなきゃ!」
「何してくれるの?」
「ご飯作ってバースデーケーキ食べます。」
「誰が飯作るの?作る担当が誕生日なんだけど」
「っ。本当だ。わ、私やるから。」
「いい。しなくていい。
桜が作って包丁で指切って病院行く
誕生日とか想像するだけでない。」
「そこまでドジじゃないですよ!
お鍋くらいなら作れると思う。」
「誕生日に鍋?もっと他にないのか?
ピザとか和食のコース的なものとか」
「また虐める。そうやってバカにして…」
「嘘だよ。誕生日桜が鍋作って?
それ食べてからケーキも食お。」
「はい。」
「いじめて悪かった。ふてくられてねぇで
プレゼントのお礼したい。」
「何してくれるんですか?」
「気持ちよくしてやるよ」
聖は桜の腰を掴みキスをした。
「ダメですよ。明日は引越しなんです。
動けなかったら困るんです!!」
桜は聖を説得した。
明日の引越しに備えて
二人は早めにベッドに入り抱き合って寝る。

