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幸せになれる恋
第19章 お姉ちゃんと聖さん

朝ごはんを食べて
桜はソファーでテレビを見ていた。
聖はキッチンでピザの生地の
準備をしていた。
しばらくして聖もソファーに移動して
桜を抱っこした状態になる。
「緊張する...」
「何でですか?」
「だって桜の姉ちゃんに
反対されたら…どうしたらいい?」
「反対なんてされないでしょ。
だって聖が幸せにしてくれるんでしょ?」
「そうだけど…
ってか桜確認なんだけど
どこまで話していいの?
あの日の事とあいつの事も言っていいの?」
「うん。大丈夫です。
聖さんが居てくれるから。」
「分かった。隣にいろよ。」
「はい。ありがとうございます!」
「そろそろ行くか?」
二人はマンションから出て
駅でお姉ちゃんが来るのを待った。
『さくら!』
「お姉ちゃん!!」
『遅くなっちゃった。待った?』
「さっき来たところ。体調どう?」
『いいよー!問題ない。』
「ならよかった!
あっ。お姉ちゃんこの人伊東聖さん。
今お付き合いしてるの。」
「はじめまして。伊東です。
桜さんとお付き合いさせて頂いてます。
あまり無理はよくないからどうぞ。」
『姉の緑です。
お世話になってます。』
「お姉ちゃん行こう。」
『うん。ありがとう桜』
二人は手を繋いでマンションに行くのを
聖は後ろから見守り付いてマンションに帰る。

