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幸せになれる恋
第3章 お詫び
「桜、帰ろう。送るから」
「聖さん。私は大丈夫です!
一人でタクシーで帰れますから」
「どうせ電車もなくてタクシーなんだ。
同じ駅で降りるつもりだっから
乗って行けよ」
「ごめんなさい…電車乗れたのに私のせいで…」
「お前のせいじゃない」
「でも、ホントなら電車で帰れたはず!!で…す。」
「そーだな。」
「ほら、、、私のせいでわさわざ違う駅で降りて
おまけにタクシー使わないと帰れない…じ、かんに
なっ、ちゃった、、、のに」
「桜。ホントならお前も電車で帰れた。
俺も。けどあのまま電車だと桜は今以上に
辛い思いすることになった。」
「……」
「ちげぇな…もうありえねぇくらいに
辛い思いしてるな…」
「うっ…ん…。うぅー。」
「お前が電車乗るの躊躇した時に
気づいてタクシーにしてたら
こんな思いせずに済んだのにな。
そしたらもっと楽しい会話しながら
帰れたのに。ホント悪かった」