この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第3章 お詫び
聖は桜の気持ちにもっと早く気付けなくて
後悔していた。
桜は悪くない。
だから落ち込む事は無いし
元気だしてくれないかな
無理か…あんなことあった後だしな…
「なぁ、桜。」
「はい」
「話したい事あるんだ、けど…」
「はい。聞きます!」
「うん。……
ここでいいわけ?桜誰かに見られても平気?」
「あ"ッ、、、。っっ!!」
「とりあえずタクシー乗って駅に行くか?」
「はい。聖さんも乗りますよね?」
「あー。そうさせてくれると助かる」
「はい!!」
タクシーに乗る時には桜は泣いてなかった
俺は桜が気になって仕方なくて
笑った顔が好きに思えた
辛い思いはさせたくない
泣いてるところは見たくない
駅についてから話すけど
そこから歩きながら桜を送り届けるか。
15分って言ってたけどその間に話せるか?
はー。
何なんだ俺は…
何か桜に惹かれていた。