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幸せになれる恋
第23章 プロポーズ

「電話してきます!」
そういって聖の携帯をもって
電話出来るところに移動して行った。
桜に大きな怪我がなくてよかった。
隣に居てくれてよかったと
聖は安心した。
すると泣きながら桜が帰ってきた。
「どした?何があった?」
「ラッキー...」
「ラッキーがどうした?」
「あの時…真っ赤になってたの…」
「ラッキー怪我したのか?」
「だから…貴史さんにお願いして
病院行って…もらったのに…
怪我してないって...。
貴史さんが聖さんの血が付いてたんじゃないかって…
ラッキー無事だった。」
「よかったな。ラッキー守れて俺も
本望だよ。お前もラッキーも家族だから。
家族守るのが俺の役目だし?
で?ラッキーどうしてるって?」
「貴史さん苦手だから
奥さんが見てくれてるって。
電話の向こうで可愛いって言ってくれてました。」
「よかったな。」
桜はニコニコしながら
自分のスマホを眺めてる。
ニコニコが正しいのか
微笑んでるってのが正しいのか分からない。
「何見てるんだよ。ニヤニヤして」
「ニヤニヤなんてしてないです!」
桜のスマホを目の前に突き付けられた。
そこには......

