この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第25章 聖の誕生日
それから二人でピザを焼いて二人で食べた。
聖は桜に美味しいな。ありがとう。と
何度も何度も言っていた。
ケーキは小さい二人で食べ切れるサイズにした。
苺のケーキではなく聖の好きな
チョコレートケーキにしたのだ。
「ケーキもチョコレートにしてくれんだ?
桜は苺の方がよかったんじゃねぇの?」
「今日は聖さんのお誕生日だから
チョコレートにしたんです。
苺の方がよかったですか?」
「いや、チョコレートケーキ好きだから。」
「ならよかったです。
結局お料理手伝ってもらっちゃって
ごめんなさい…」
「いや、俺のためにやってくれただけでも
マジで嬉しかったから。」
片付けも二人で分担して行い
リビングに移動してコーヒーを飲みながら
テレビを見ていた。
ソファーに座って後ろから聖が桜を
抱っこして座っている。
まだ左足は完全に治ってないから
左足だけソファーに乗っていない。
そんな状態で聖は桜の耳朶を噛んだり
首筋を舐める。
「んっ//擽ったい…」
「今日のお礼だ。」
「だ、ダメ...」
「うるさい。黙ってて。」
「んっ//まだ、ダメ...」
「じゃぁ、後でさせてくれるんだな?
なら辞めてやる。」