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幸せになれる恋
第25章 聖の誕生日


無意識に足をモゾモゾさせていたのだろう。
それもそう。桜は自分でシミができているくらい
分かっているから。
聖にバレたくないけど身体は素直で
どんどん溢れてくる。

「聖さん…も、やめ…て。」

「辞めて?もっとしてだろ。」

「違っ…うの。噛まないで…ああっ」

「噛んだら感じてアンアン言ってるの誰?」

「それ…は…んっ。」


聖は辞めなかった。
甘噛みしたり手で胸の膨らみを揉んだり
聖の大きな手でも収まらない桜の大きな胸に
顔を埋めてみたりと
それだけでも聖は楽しめた。

そしてそのせいで桜が濡れている事も
よく分かっていた。


「桜。風呂の時みたいにちゃんと言って?
言わないとお前も辛いよ?」

「そ…んな…」

「言わないと進まねぇの。
辞めたいならいいよ。辞めても。」


辞められては困る。
疼いて仕方ない自分の身体を
聖におさめてもらわないとこのまま寝れない。


「えっと……
さっき...みたいに…触って欲しい…」

「どこを?どういう風にしてほしい?
言えよ。お前がお願いって言うと
俺はそれ以上してあげたくなる。
お互い気持ちよくなろうぜ。
さっきからお前だけきもちよくなってて
俺は我慢しっぱなしなの。
早く突っ込んでぐちゃぐちゃにしたいのに
桜が言わないと出来ないんだよ。」



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