この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第26章 梅雨の合間の楽しみ

それから簡易テントをたてて
BBQのためのコンロなどを用意して
お肉や野菜などを並べて
飲み物を手に持つ。
優と貴史はビール
愛美と典子は運転するためジュース
聖も運転があるのでジュースにし
桜は飲んでいいと言われたが
自分だけ飲むのも申し訳ないのでジュースにした。
『聖、飲まないの?』
「あぁ。桜はどうやらペーパードライバーらしい。」
『それで飲まないの?』
「車ないと明日仕事行けないし、
その前に今日帰れない…からな。」
『代行で帰ればよくねぇか?』
「まー、そうなんだけど…」
『優、お前帰り代行で帰れよ。
愛美ちゃんもお祝い兼ねて飲んだらいいよ。』
『優そうしようよ?
私も飲みたくなってきた!』
『そうだな。愛美飲みすぎるなよ。
聖もさくらちゃんも帰りの事気にせず飲みなよ。
典ちゃんも飲む?ビールでいい?』
『私はいいよ。ジュースにしとく。』
『優、典は飲めないんだ。
気にせず飲んでいいから。』
「典子さんもしかして...」
桜は心当たりがあった。
ラッキーがさっき典子に飛びつこうとした時
典子はとっさにお腹を庇ったのだ。

