この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第4章 気持ち
タクシーを降りて思った。
この後どうするか考えるの忘れてたんだ
桜を送りながら歩くか…
その前にコンビニで何か買うか
でも聖はコンビニでご飯を済ませるのは
嫌だった。
でも、こんな時間にやっているお店は
居酒屋くらいになる
「桜、何か食いたいものある?」
「聖さん、分かってくれてるように
私はコンビニのもので満足するんです
帰りにコンビニ行くので大丈夫ですよ!」
「いや、俺はどうしたらいいわけ?」
「え?聖さんもコンビニ行きますよね?」
「は?何が嬉しくてコンビニ行かなくちゃ
なんねぇの!?」
「だからご飯を買いに…」
............。
ありえねぇな…コンビニでご飯
コンビニ何かせいぜい酒とタバコ買うか
くらいだろ…。
「桜、コンビニはなしだ」
「え?ならスーパーやってるところないし
どうしたらいいんですか?」
「いやいや、居酒屋とか。」
「聖さん、私一人で居酒屋とか行けないんです」
「だから何で一人なんだよ…。
俺はどうしたらいいんですかね。」
「......。」