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幸せになれる恋
第30章 引越し
今日の夜も話をすることが出来ないだろうと
義母に伝えると私から話すわ。と言ってくれた。
『じゃぁまたね。』
夕方までいた義母は家に帰って行った。
私はラッキーとごはんを済ませて
お風呂に入るため脱衣場にいると
リビングでスマホが鳴っているように聞こえ
キャミソールにショートパンツでリビングに。
明るくなったディスプレイには
知らない番号だった。
「...はい。」
『もしもし?伊東聖さんの奥様ですか?』
「はい、そうですが…」
『あの今病院に搬送中なので来ていただけますか?』
その電話は救急隊の方からで
高熱で事務所で動けなくなり119番通報があったから
今搬送中だと言われた。
搬送先は優の病院だったから
一応義母にLINEを入れ着替えてタクシーを呼んで
急いで病院へと向かった。
病院に着くと優が待ってくれていて
案内してくれた。
『点滴してるから終わって診察して
帰るか今日は泊まるか決めるね。
また無理したんだろう。』
昨日の夜熱があったことを伝えた。
優はやっぱりなと言っていた。