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幸せになれる恋
第4章 気持ち

桜は今まで付き合った人のことを思い出した


二十歳の時に付き合ってた彼は
痴漢の事を泣きながら怖かったと
話したところ

『あんたがちゃんとその場で
痴漢されたこと言えればよかったんじゃん』

とあっけらかんと言われた。



言いたかったけど怖くて声が出なかったんだと
彼に伝えても

『そんなの知らない』

って冷たく言われた。



その時桜は思った。
あっ痴漢されたのは私のせいなんだ

私が汚い子だからそういう対象で見られると




それからこの事は男の人に言ってはいけないと
桜は自分の中にしまいこんでしまった。




そのあとに付き合った人には電車に乗って
近くの駅に来てと言われて
電車に乗るのは嫌だと話して
何故?と問い詰められた。

だから話さない訳に行かないので
二十歳のころの事件を話すと



『は?何それ…
痴漢されて何も言わないって…
お前実は気持ちよくて何も言わなかったとか?
マジでありえないんだけど』




桜は何も言えなかった。
そんなことない。
気持ち悪かったし怖かったのに…

彼にそう思われたなら仕方ない


男の人はやっぱり痴漢された女は
汚いからいらないんだと思う


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