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幸せになれる恋
第32章 幸せになれる恋
そして聖が帰ってくる予定の日
ソワソワしていると桜のスマホに聖からLINEが。
【空港着いた。】
その一文を見ただけで心がワクワクして
タクシーに飛び乗り空港へと向かった。
空港に着いたタクシー
お金を払い車から降りると
「さーくーらーー」
何処からか聞こえてくる声
誰なのかはスグに分かる
振り返ってみるとそこには
大好きな彼の姿が近づいてくる
「聖。」
「桜。」
「聖。お疲れ様、そしておかえり」
「あー、ただいま」
「それにしてもすごい荷物だね」
「あ?あー、そーだな。買いすぎた」
「ふふ。荷物置きに家に……んっ!」
「さくら」
聖が桜の口に手を当てた
「お前行きたいとこある?」
聖の問いかけに桜は答えられなかった
出張から帰った彼の姿に
心が踊った上にまさかのキス
ここ外なのに…
恥ずかしいと思う桜
「ないなら来い」
そういって聖は桜の手を握って歩き
タクシーを捕まえて二人で乗った
「〇〇〇タワーまで」
聖は運転手にそう行って
「桜。覚悟しといて。」
「//なっ何を…////」
「わかってんだろ」
桜の耳元で聖が言うと
ペロっと桜の耳を舐めた。