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幸せになれる恋
第32章 幸せになれる恋
事務所のタワーを口にした。
本当ならおうちに帰ってゆっくりしたいはず…
タクシーの中で聖にそう言われた桜は
黙って聖の横に座っていた。
聖は窓から外を見ながら何も言わない…
これから家に帰らず
マンションに向かって何が始まるのか
考えるだけで桜の秘部は潤い
下着に自らの愛液でシミが出来ているだろう。
タクシーの中での会話は本当になくて
マンションに着き郵便物をポストから抜き取ると
エレベーターにのり唇を奪われた。
噛み付くような激しいキスに
桜は聖の胸をドンドン叩いてみたが
聖はびくともしない。
「んっはぁ...っんん…」
「悪ぃ…」
唇を離してくれたが余韻が残っているように
エレベーターの中は静かだった。
マンションっていっても普段は事務所だ。
中に入るといつも寝室として使っていた部屋
(今は仮眠室として使っている)に
押し込まれたと思うとベッドに組みしかれた。