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幸せになれる恋
第7章 試されてる?

リビングに行き、コーヒーの入っていた
マグカップを片付けて
電気を消してから寝室のドアを開けた。
さっきと変わらない態勢で寝ている桜
聖は1度ベッドに横になった。
桜の顔をみて今日の出来事を
振り返っていた。
辛い事があったとは思えねぇくらい
綺麗な顔してんのな…
と思いながら軽くキスをした。
汚いと自分を責めていた桜。
悪くねぇよ?お前は。
またキスをする。
会ったばかりの俺に
少しだけ気を許してくれた桜
ありがとな…
またキスをする
潤っている桜の唇に
何度も自分の唇を重ねた。
いつか心開いてくれて
彼女になってくれるようになるまで
桜の気持ちを尊重したいと思った聖
無理矢理して嫌われたくないのが本音だった
今キスしてることも
明日起きて知ったらどうなるかな…
パニックになってあたふたするんだろな…
そんなことを考えながら
桜にキスしていた

