この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
太陽の王と月の姫
第2章 スーリヤ海峡事件
「お父様、これは一体どういうことですか!!今すぐ取り消してください。」
「これは決めたことなんだ。エルザはソレイユに殺されたんだ。」
「あの日は海上の視界が悪かった。ソレイユもそう言っているのですよ。賠償金も高額を提示してくださっている、それだけでは済まされないのでしょうか。」
「どっちが宣戦布告しようが、ソレイユとクレセントの戦争は避けられないものなのだ!!」
国王は狂っていた。もう誰も止めることは出来ない。
"また私の剣は血で染まることになるのか。"
アメリアは、訓練場へと向かった。
「これは決めたことなんだ。エルザはソレイユに殺されたんだ。」
「あの日は海上の視界が悪かった。ソレイユもそう言っているのですよ。賠償金も高額を提示してくださっている、それだけでは済まされないのでしょうか。」
「どっちが宣戦布告しようが、ソレイユとクレセントの戦争は避けられないものなのだ!!」
国王は狂っていた。もう誰も止めることは出来ない。
"また私の剣は血で染まることになるのか。"
アメリアは、訓練場へと向かった。