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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第14章 第三話【宿命~夕陽の誓い~】
 乾は鏡に咲いた刺繍の木春菊を指でなぞった。この花は二人にとっては馴染みのあるものだ。二人がお守り役の内官や尚宮の眼を盗んでこっそり宮殿を抜け出し、よく行く郊外の河原には木旬菊が群れ咲いている。賢はこの花を殊の外愛した。






 きっと、この鏡を見たら歓ぶに違いない。男の子相手に鏡を贈るというのも変かもしれないが、綺麗な従兄は乾が見ても女の子と見まごうような美少年なのだ。
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