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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第6章 二人だけの祝言と涙の別離
 ジュチはしばらく下腹部を見つめていたかと思うと、静かな声音で言った。



「賢華さまは、やはりもう、完全な女性の身体になっておられるようですね」


 ジュチがわずかに開いただけの両脚を更に大きく開かせた。愕いて身を起こそうとする賢をおしとどめ、優しい笑みを見せた。




「私は今ほど自分が宦官となったことを悔やんだことはありませんよ」
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