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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第6章 二人だけの祝言と涙の別離
 宦官を長く務めたジュチは時に王太子の髪を直したりすることもあった。ジュチに髪を触れられるのはこれが初めてではないのに、何故か今朝だけは気恥ずかしい。



 後頭部で一つに束ねた髷に、仕上げとして金緑石の簪を挿す。これはジュチに求婚されたときに贈られた大切な記念の品だ。





 室の窓から差し込む朝陽を受け、金緑石は鮮やかな蒼色に煌めいていた。
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