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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第6章 二人だけの祝言と涙の別離
 王は叫ぶジュチを眼を眇めて見ている。その酷薄そうな双眸の奥で冷徹な光が閃き、右隣の護衛官に耳打ちをした。護衛官が頷き、ジュチに向かってくる。



 ジュチの手前で、護衛官は立ち止まった。まだ二十代前半ほど、宦官をしていたジュチにも見憶えのある顔だった。



 彼はジュチに一礼し、事務的に告げた。





「女を置いていけば、今なら殿下はホン内官のことは見逃すと仰せです」
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