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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第6章 二人だけの祝言と涙の別離
 その時、賢の睫が震えた。その美しい瞳がゆっくりと開くのをジュチは何か花の蕾がひらいてゆくかのような畏敬の念をもって眺めた。





 類い希な女人に出逢えた奇蹟。十歳で身売りするように宦官になったその瞬間から、自分の生涯は終わったも同然だと思っていた。人を愛する歓びなどは無縁だろうと思っていた人生で、ここまで愛することのできる女にめぐり逢えたのは幸せなことだった。
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