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さらに近くてもっと甘い
第6章 副社長様、発情中
こんな風にされたの、初めてかもしれない……っ
二本の指の動きに弄ばれているせいで、身体のうねってしまって止まらない加奈子は何度も身体を反らせる。
「ダメだよ」
「ふぁっ……ぁっ…あぁっぁ…」
要に後頭部に手を添えられた加奈子は、恍惚の中で、妖艶に微笑む要を見る。
「よがってる顔が見たいんだから……」
「っ…んあっ……つっ…」
「僕を見て喘いでくれ」
「っ………あぁぁっ…」
彼の意地悪な囁きと共に、くいと、ナカでの指の動きが速る。
それに、加奈子は為す術がないまま、一瞬ふわりと身体が浮いたような感覚を覚えた。